暴走本棚2

物語中毒の9が読んだ本をメモしていく、読了本メモ場です。

ベンハムの独楽

2010.05.09 Sunday 14:23
評価:
小島 達矢
新潮社
¥ 1,365
(2010-01)

ふたつの肉体にひとつの魂、五分先の未来が見える災い、文字で飢えを凌ぐ男の幸い、グロテスクな双子の仕打ち、冷笑に満ちた大人の仕返し。カラフルな9つの連環、恐るべき22歳の魔術。第5回新潮エンターテインメント大賞受賞作。(内容ブックデータベースより)
■ベンハムの独楽というのは白と黒の二色で塗られた独楽。この独楽を回すと、独楽は二色のモノクロなはずなのに、何故か色がついて見える。錯視の一種だそうだが、本書は「不可思議なこと」と「不可思議でないこと」という二色をぐるぐる回して、9つの豊かな色を醸し出す作品集。おもしろかった。これがデビュー作なら、次作も追いかけなきゃ、とおもわされる。
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